カラオケ好きがカラオケ店員をして良かったこと、ワクワクの延長での仕事、の回。
どうも、たらです。
前回の記事の続きです!
学生時代、3年弱ひたすらカラオケバイトをしていた僕ですが、なんでそんだけ続けられたかというと、単純にカラオケが好きだったからなんですよね。
好きこそものの上手なれ、じゃないですが、やっぱ好きなものをベースにした方が頑張れますよね。
そこで今回は、カラオケバイトをして良かったことと、その延長で気づいたことについて記します。
良かったことその1:ひたすらカラオケ機器について勉強できる!
カラオケ好きな人って、歌う環境にたいていはこだわりがあります。
カラオケ本体は、DAMとJOY SOUNDの二つがほぼ独占していて、まずここで論争が起きるのが定番です。音質のDAMと幅広さのJOYですね。ちなみに僕は圧倒的DAM派です。
去年はDAMの新作「LIVE DAM STUDIUM」が発売されたため、バイト先では如何に早くこの機器を触るかで熱いバトルが展開されました。
もれなく僕もバイトを週五にして触りまくりました。
同時に新しいスピーカー・アンプ・マイクも販売されたのですが、すべてが揃った部屋でカラオケをすると衝撃を受けます。
というより、普通にカラオケをする人はスピーカーとかは気にしないかもしれません。
けれどもバイトをするればするほど、周辺機器の偉大さに気付きますし、さらにカラオケの沼にはまっていきます。
このように、自分の好きなものについてひたすらハマって、詳しくなり、その知識がバイトに完全にプラスになります。
何を聞かれても基本的には対応できるので、友達とカラオケ行くときも全部きかれるようになります!
好きなことで頼られるってのは、結構うれしいもんです。
良かったことその2:カラオケの定番を学べる!(特におじ様達の)
カラオケでホール業務をおこなうと、どうしてもお部屋にお邪魔することになります。
皆さんも経験ありますよね??
「あっ…」ってなって、無情にカラオケの音楽だけが流れ続けるあれです。
バイトサイドも申し訳なく思ってます。
しかし、これが酔っ払いのおじ様達の部屋に行くと、基本なりふり構わず歌い狂っています。
全員立ち上がっているのでドリンクを机に置けないなんてのはザラで、
- 飲み物を置いた瞬間にお客が倒れこんできて全破損
- なぜか殴られる
- なぜかキスされる
くらいは普通にありました。なんか働いているうちに慣れました。笑
そんなこんなで、こういう部屋に提供しに行くと、沢山の「おじさんの定番ソング」を学ぶことができます。
ジュリー(沢田研二)からサザン、キョンキョンに尾崎…意外と最近のも歌われていて、恋チュンと女々しくては頻繁に聴きました。
社会人になる前に働いておくと、二次会の曲選びに困らないので便利です。
まあ僕いま社会人じゃないんですけど。
良かったことその3:特に昼勤務は穴場、メリットしかない
店にも寄りますが、お昼から営業しているカラオケ店は本当に働くことをお勧めします。
理由は簡単で、「昼勤務は楽」で「得られる知識が多い」からです。
お昼にくるお客さんは、大体フリータイムでお昼の料金が終わるまで歌っていきます。
一部屋ごとの人数は、1~2人が最も多く、一日に数回10人とか大人数で来る程度です。
そこでお昼からカラオケに来る人は、たいていフード・ドリンクを注文しません。必要最低限のドリンクくらい。
「カラオケで騒ぐ!」というよりは「カラオケで遊ぶ!」という人が多いので、歌うことに専念したいんですよね。
加えて、比較的部屋が常時埋まっているため回転率が低いです。
回転率が低くて、部屋単価が低いってなると店自体は商売あがったりなのですが、バイトからすると好きなこときちんと学べる時間があるってことになります。これは大きい。
先輩社員・バイトもせかせかしてないので丁寧に教えてくれますし、カラオケは絶対昼営業しているお店に行くべきです。
ちなみに僕のお店は、前述の併設ダイニングバーがランチ&ハッピーアワー営業していたので、あんまり関係なかったです。勤務中常にピークでした。辛い。
嫌なバイトで稼ぐなら、楽しいの延長でバイトしたほうがよくない??仕事も??
さて、色々書き連ねてまいりましたが、如何だったでしょうか??
自分の働いていたことでこんなに楽しくかけて幸せだー!って感じなのですが、要はこれくらい自分が好きだ!と思うことをバイトにした方がいいよ、ってことです。
以前、バイトを絶対しないぞ!と宣言される方がいらっしゃって、
タイトルだけ見るとアンチバイトみたいですが、言ってることは僕と一緒なんですよね。
要は自分が良いなとか、面白いとか、経験できるな、と思えることベースでバイト選択をしなきゃねってことだと思います。
バイト=時間でお金を買うもの
の公式じゃあかんってことです。特に時間だけでなく、身体の動きも束縛されるもの(試験官バイト)は尚更ですね。
暇な店番とかだと手は動かせるので、色々考えたり、計画を練ったりできるのでよかったりもするのですが。
そしてこれって、仕事にも結び付けられる考え方なんじゃないかなあって、最近考えています。もっとワクワクしながら、好きだなと思える仕事をしてもいいんじゃないかと。
勿論社会人における仕事は責任感も尋常じゃないですし、相応の対価として賃金を頂くわけなので、遊び感覚で仕事をしては困るのですが、とはいえ、ワクワクと遊びは同一ではないと思います。ワクワクは興味関心、インタレスティングなものであり、遊びのファニーとは根本から異なります。
ワクワクするから人は追求しようとして、スキルを磨いていきます。ワクワクしないものを「稼がなきゃ」の想いだけで頑張るって、苦痛だなって思うんです。
辛いこと・大変なことがあるのは当然ですが、少なくともそのワクワクは失わないで、10月から頑張りたいなと思っています。
以上、それではよろしくお願いします!